3/22(日) その4 パロを発ち、首都ティンプーを経て

広場を後にして、近くのマーケットへと移動する。…と、ここで天気が崩れて雨粒がぽつぽつと落ちてきた。今は3月。ブータンでは乾季(10~5月)で雨は少ないらしいのですが、初日から、雨。ついてないなあと思いつつ歩を進めると、品物を覆ったり店を畳む姿も見られるものの、活気は感じることができる。売っているものはというと、食料など日用品ばかりで目ぼしいものはなかった。

特に目を引いたのは、其処彼処で山積みに売られている唐辛子。ブータンでは唐辛子は香辛料ではなく野菜のようなものなのだよ、と教えてもらう。当然、ブータン料理は辛いということになる。

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メインストリートは、こんな感じ。



マーケットを抜けて、裏手路地から一軒のカフェへ。電気も消えており、やっているのかしらん、と思っていると、奥から店員さんが現れて電気をつけてくれた。曰く、ここでちょっとお茶していこう、と。

ちなみに、お茶代も先に払った公定料金に含まれており、支払いは特に不要。珈琲か紅茶か、と尋ねられたが、ここはやはりということで、砂糖を多く入れたミルクティーをいただく。

d0007234_444316.jpgお茶しながら、ガイドのウゲンに言われた一言。「髪の毛の長い日本人は、初めてだよ。空港で初めて見た時、ワオ!ジャパニーズ・ロックスターが来たよ!と思った」と。そっかそっか。しかーし、ロックスターではありません。しかしながら、こんなことをやっているよ、と、iPod Touchでfockea crispaを聴かせてみた。「ふーん、へえー」と、残念ながら響かなかったらしい。それよりもiPodに興味があるようだ。



お茶を済ませ、さて次は首都のティンプーへ。ドライバーのタシと待ち合わせて乗車、外の景色をしげしげと眺めつつ移動する。すぐに目に入ったのは、また何かしらの競技をやっている姿。先ほどのアーチェリーと同じ空気だが、規模はもっと小さいようだ。「あれは?」

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車を停めてもらい、近くへ行って見学。アーチェリーと並ぶブータンのメジャースポーツ、ダーツだ。小さい矢を想像してしまうが、ここで使われているのは 500mlペットボトルくらいの大きさで、的も数十メートル離れている。あ、あれに当てるの…ぼくじゃあきっと届かない。。他のルールは、大体アーチェリーに沿うようだ。腰に布を下げているひとは上手いひとなのだな。



再び移動し、ちょっとした山道を進む。この後で知ることになるが、この辺りの道路は大分整備されている。往路では分からなかったが、復路で実感した。途中、チェックポイントで通過手続きをとる。兵士(らしきひと)が詰め所に居て物々しい雰囲気かと思ったが、万が一、山道で事故などで行方不明になってしまった時の行動追跡のためらしい。



近くを流れる川沿い、ちょうど川が合流したところに、3つの違った形の仏塔が並んでいる。左からネパール/チベット/ブータン式の仏塔と教えてもらった。仏塔は「チョルテン」というらしい。この3つのチョルテンや、他にも幾つか観光のために歩を停める特別なもの以外にも、あちこちにチョルテンを見かける。チョルテンは必ず右回り、時計回りに歩くのが慣わしで、近くを歩く場合はそれに従う。

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しばらく移動すると、首都ティンプーへと辿り着いた。たしかに、パロに比べると随分と大きい。入国して数時間で、第一、二の都市を訪れたことになる。旅程では、後半また立ち寄ることになっているので、ここでは昼食を摂ってから、直ぐにまた発つ予定だ。

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ティンプーで摂る初めてのブータン料理…は、旅行者向けに用意されたものだ。肉や魚、野菜炒めなど食べ易いものが並ぶ。先ほどパロの市場で見たような唐辛子をふんだんにつかったものが本来のブータン料理らしいが、流石にそれでは厳しいので、ということで用意された献立とのこと。こういうものらしい。ちなみに、これも先の公定料金内なので飲み物代のみ支払えばよい。(紅茶または珈琲は料金内。水やジュース、酒は有料)

やはり現地に来たからには現地の料理を…という野望を抱きつつ、ぱく。んん、美味しい。お米もあってなかなか親近感のあるメニューでした。写真手前の焼きそばが、やけに美味しく沢山頬張る。

ちなみに、以降の食事は何処も大体同じ感じでした。これは、旅行者用にと決められた範囲の中なら献立を作るかららしい。しかし、何処で食べても同じだけど、何処でも美味しい。という感じでした。



昼食後、すぐにティンプーを発つ。今日の目的地はワンデュ・ポダンという街で、それにはひとつ車で大きな峠を越える必要があるので、あまりのんびりもしていられない。



ティンプーを発ってほどなく。

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なんだこりゃ。

道端で停車して待つも、なかなか動く気配もない。「ちょっと先に歩いてこうか」ということで、一旦車を降りて見物がてら歩く。

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どうやら、工事車両を運搬中に陸橋を潜ることができず、一旦工事車両を下ろして潜って、ということをやっていたらしい。続々と後ろに車が連なって渋滞となっていくが、皆のんびり見物。

そんなやり取りを、しばらくの間ぼんやりと眺めつつ、

…。

…今日、目的地に着くのかしら。

と考えていた。
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by yoshi_nora | 2009-06-05 23:59 | 2009ブータン


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