8/2 大移動
朝。晴れわたった良い天気だ。
朝食後、両替などを済ませてから国内線の空港へ向かう。向こうでどのくらい使いそうか見当がつかないので、とりあえず日本円で3万円分を両替。トゥバでもカードでルーブルを引き出せるようなので、足りなくなったらそれを利用しよう。現地で色々と手配してくださったガイドさんは、ハードロックが大好きだそうだ。去年から、ブータン、キルギスに続いて、旅先に必ず現れるハードロック愛好家。人知れず何かを醸し出して呼び寄せてしまっているのだろうか。
空港で手続き後、お土産物屋さんを見て回る。日本でも海に面した街で売ってそうな貝細工の動物がリアリティーあふれる良い作品だった。他にも煌びやかな石が奢られた金色の蛙の小物入れなど。以前に東京のお店で見かけたチェブラーシカのマトリョーシカもあったが、1,500ルーブル=約4,500円也。東京のお店のお兄さんに話を伺った時も、たしかそれくらいしたと言っていた。欲しい!けど、高いのと、まだ目的地にも着いていないのにということで思い留まる。
しばしの待ち時間ののち、搭乗して機内。今度は5時間ほどのフライトだ。今回は水は降ってこなかった。ツアーメンバーのかたから、折り紙や手品の披露や伝授してもらっているうちに、雲を抜けて眼下に大自然と街並みが広がってきた。フライトの到着先、ハカス共和国のアバカンだ。もう夕方だが、外は十分に明るく日が暮れる気配はない。
空港からの出口は、フェンスからそのまま出る形になる。機内でメンバーと折り紙友達になっていた少女の姿も見える。ロシア系が多い中、フェンス横でしきりに手招きしているアジア系の顔立ちの男性を見かける。ん?と思いつつ一瞬通り過ぎたが、「マキガミサン」と呼んでいる声が聞こえて立ち止まった。
出迎えてくれていたのは、セルゲイ・オンダール氏。大御所が普通に居ることにまだ実感が沸かない。あとで聞くところによると、セルゲイさんはたまたま空港に居合わせていたそうだ。が、彼はそのままツアーバスに同乗し、数日間一緒に旅をすることとなった。なんというフットワークの軽さ。
日はまだ落ちる気配はなく、今のうちに更に車で移動。途中でガソリン補給&休憩などを挟みつつ、向かうは大自然のど真ん中、ロシア共和国に入ってクラスノヤルスク地方のエルガキキャンプ。ツアー前半は、ここに滞在してホーメイをじっくり学ぶ。つまり、トゥバ入国はもう暫くお預けだ。
◇
キャンプでは、ホーメイジの面々がBBQの準備をしてくれていた。
…が、暫くして天候は翳り、雨。残念だがBBQは明日に持ち越しで、キャンプ併設のカフェで夕食を摂ることになった。カフェに向かうと、ロシア系の学生たちの移動教室だろうか、討論会と思しきものや合唱で盛り上がっていた。
学生の幾人かは英語で話し掛けてくる。万国共通なのか、漫画が好き!デスノート!ブリーチ!という子など。物珍しさからか、段々と学生たちが集まってくる。聞くと、クラスノヤルスク市内から来ているそうで、10日間ほど滞在して自然に触れる恒例行事だそうだ。最後は皆で合唱してくれたが、程なくして先生と思われる人物に注意されて解散していった。
◇
部屋に戻る前にオトクンさんに、1ガロンほどのペットボトルに入った飲みかけのビールを貰う。ということで、その後もツアー参加メンバーで部屋に戻って乾杯。コップが足りずに水の空きボトルにビールを注いで飲んでいると、直ぐに酔いが回る。雨漏りの騒動を遠くに聞きながら、ひとりウトウトと眠ってしまっていた。夜も更けて会合はお開き、明日に備えて就寝。トゥバ入国は、まだもうちょっと先だ。
朝食後、両替などを済ませてから国内線の空港へ向かう。向こうでどのくらい使いそうか見当がつかないので、とりあえず日本円で3万円分を両替。トゥバでもカードでルーブルを引き出せるようなので、足りなくなったらそれを利用しよう。現地で色々と手配してくださったガイドさんは、ハードロックが大好きだそうだ。去年から、ブータン、キルギスに続いて、旅先に必ず現れるハードロック愛好家。人知れず何かを醸し出して呼び寄せてしまっているのだろうか。
空港で手続き後、お土産物屋さんを見て回る。日本でも海に面した街で売ってそうな貝細工の動物がリアリティーあふれる良い作品だった。他にも煌びやかな石が奢られた金色の蛙の小物入れなど。以前に東京のお店で見かけたチェブラーシカのマトリョーシカもあったが、1,500ルーブル=約4,500円也。東京のお店のお兄さんに話を伺った時も、たしかそれくらいしたと言っていた。欲しい!けど、高いのと、まだ目的地にも着いていないのにということで思い留まる。
しばしの待ち時間ののち、搭乗して機内。今度は5時間ほどのフライトだ。今回は水は降ってこなかった。ツアーメンバーのかたから、折り紙や手品の披露や伝授してもらっているうちに、雲を抜けて眼下に大自然と街並みが広がってきた。フライトの到着先、ハカス共和国のアバカンだ。もう夕方だが、外は十分に明るく日が暮れる気配はない。
空港からの出口は、フェンスからそのまま出る形になる。機内でメンバーと折り紙友達になっていた少女の姿も見える。ロシア系が多い中、フェンス横でしきりに手招きしているアジア系の顔立ちの男性を見かける。ん?と思いつつ一瞬通り過ぎたが、「マキガミサン」と呼んでいる声が聞こえて立ち止まった。
出迎えてくれていたのは、セルゲイ・オンダール氏。大御所が普通に居ることにまだ実感が沸かない。あとで聞くところによると、セルゲイさんはたまたま空港に居合わせていたそうだ。が、彼はそのままツアーバスに同乗し、数日間一緒に旅をすることとなった。なんというフットワークの軽さ。
日はまだ落ちる気配はなく、今のうちに更に車で移動。途中でガソリン補給&休憩などを挟みつつ、向かうは大自然のど真ん中、ロシア共和国に入ってクラスノヤルスク地方のエルガキキャンプ。ツアー前半は、ここに滞在してホーメイをじっくり学ぶ。つまり、トゥバ入国はもう暫くお預けだ。
◇
キャンプでは、ホーメイジの面々がBBQの準備をしてくれていた。
…が、暫くして天候は翳り、雨。残念だがBBQは明日に持ち越しで、キャンプ併設のカフェで夕食を摂ることになった。カフェに向かうと、ロシア系の学生たちの移動教室だろうか、討論会と思しきものや合唱で盛り上がっていた。
学生の幾人かは英語で話し掛けてくる。万国共通なのか、漫画が好き!デスノート!ブリーチ!という子など。物珍しさからか、段々と学生たちが集まってくる。聞くと、クラスノヤルスク市内から来ているそうで、10日間ほど滞在して自然に触れる恒例行事だそうだ。最後は皆で合唱してくれたが、程なくして先生と思われる人物に注意されて解散していった。
◇
部屋に戻る前にオトクンさんに、1ガロンほどのペットボトルに入った飲みかけのビールを貰う。ということで、その後もツアー参加メンバーで部屋に戻って乾杯。コップが足りずに水の空きボトルにビールを注いで飲んでいると、直ぐに酔いが回る。雨漏りの騒動を遠くに聞きながら、ひとりウトウトと眠ってしまっていた。夜も更けて会合はお開き、明日に備えて就寝。トゥバ入国は、まだもうちょっと先だ。
by yoshi_nora
| 2010-08-18 04:15
| 2010トゥバ
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by yoshi_nora
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近況
★3月下旬のタルバガンによるワークショップは中止にしました。日を改めて開催しますので、ご興味ございましたらお問い合わせください。
★のびやかなおんがくを奏でます。fokcea crispaはこちらから
♪♪♪♪♪
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