8/11 ウラジオストク滞在
今日は日本行きの飛行機は飛ばない。ウラジオストク観光で一日のんびりと過ごす。
◇
ホテルのバイキングで朝食を摂り、その後バスでウラジオストクの名所巡りと買い物ツアー開始。まずはシベリア鉄道の始発駅、ウラジオストク駅へ。料金は乗車の際に徴収されるようで、駅構内には自由に立ち入ることができる。駅の中をぐるっと見渡し、ホームへ出る。日本のそれとは違い、大分低い造りになっていた。鉄道来ないかしらと思ったが、そう都合よくはいかないようだ。
その他、第二次世界大戦中の機関車が展示してあった。
◇
そこから隣の『海の駅』へ。フェリーの発着場所だ。去年まではここから新潟までフェリーが出ていたが、それはもう終了。その代わり、ウラジオ~韓国・東海(トンへ)~鳥取というルートのフェリーが就航しているらしい。たしかに、港に日本の国旗もはためいていた。
フェリー場の中は、時間が無くて通過するのみ。入口横のお土産屋さんのガラスのショーケースの中で、ぬいぐるみたちがぎゅうぎゅう詰めだ。
◇
ウラジオストク駅のホームから見上げていた陸橋を、今度は歩いて渡ってバスへ戻る。バスを停めてある広場には、小さなマーケットに囲まれてレーニン像が建っていた。
◇
バスの中でも、省庁など幾つかの建物を紹介してもらったが、あっという間に通り過ぎてしまい、あまり覚えていない。そのままバスは、中央広場へと向かった。見上げる程の大きな像が建てられている。大きな広場は人と鳩が闊歩するのみだったが、金曜にはお店が集まって市場が開催されるらしい。見たかったが時間が合わず。残念。
◇
次は、潜水艦博物館。第二次世界大戦中に稼動していたC-56潜水艦の中を改装して、博物館にしている。後尾から入場し、後ろ半分は当時の写真や物品の展示、前半分は潜水艦の中身をそのまま残している。鎖に吊るされた乗組員のベッドや魚雷の発射管などを見ることができる。潜水艦の花形といえば、潜望鏡。覗くと、うっすらとだが外の様子を伺うことができた。
◇
潜水艦博物館を後にして、そのまま海の方へと向かう。軍港らしくゴツい船が停泊している。海の水はゴミや油が浮いていて、お世辞にも綺麗とは言い難い。
◇
続いて、小高い丘にあるお土産屋さんへと向かう。他のお土産屋さんと比べて、同じものが良心的な価格で売っている。潜水艦博物館のお土産コーナーにあったものが、すごーく安い値段で売っていたりしていた。「どうだい?歴代大統領のマトリョーシカだよ」と売り込む店主をよそに、レジ横にあるマトリョーシカキーホルダーを掘り起こす。手作りらしく、いちいち表情が異なるので出来るだけ美人さんを探して、お土産用に購入。
◇
その後、ちょっと高級そうな街並の一角に出て昼食。ガイドさんのチョイスなので、なかなかシャレオツなところだ。デザートには久しぶりの甘いもの、アイスクリームでございます。
◇
午後は引き続き買い物、がっちり買いましょうツアー。まずは本屋で、絵本やら文房具を物色。キリル筆記体の書き取り練習帳を数冊と、ウラジオストクで人気でガイドさんとも知り合いというロシアン・ソフトロックのCDを購入。本屋を出てから、散歩がてら地下道やらその辺を歩く。
◇
続いて、お菓子やお酒などを安く買える卸のお店に連れていってもらう。お菓子とお酒というお土産の花形ふたりに挟まれている双眼鏡屋さん(ストッキングの取扱も有り)が、とてもヒマそうだった。しかし、入り用でもないので力になってあげることはできず、お菓子のみ買って帰る。カカオ99%チョコなんてもあった(2,000ルーブル=約6,000円。もちろん買わないが)。
◇
次は市場。表に並ぶお店には生活雑貨が並ぶ。一角にある建物に入ると、食料品が取り扱われていた。野菜や肉から、お菓子や蜂蜜、インスタント食品など。気になる絵の袋に入ったひまわりの種を購入すると、お店のおばあちゃんが「あら、あなた日本人?」と。そうですよ、と答えると「コンニチハ!」「オラッシャシマセ!」「アリガトー!」と知っている日本語を連呼した。ハラショー。
◇
〆は百貨店。かねてより欲しかったチェブラーシカのマトリョーシカ、行きの空港で見た時はびっくりする値段(小さいもので約4,500円)だったが、ここではその半値くらい。しかーし、それでももう手持ち額が足りなかった。さて、どうしたものかと考えているうちに時間になってしまった。ご当地百貨店がどんなだか気になるものの、とりあえず撤収。
◇
ホテルに戻ったあとはしばしの自由時間。ホテルの両替所で換金したお金を握り締めて、先ほどの百貨店を再度訪問。百貨店はホテルのすぐ近くなので、てくてく歩いていく。しかしウラジオストクは車の往来が激しく、大通りは轢かれないように気をつけねばならない。横断している歩行者を見ると、何故かスピードを上げる車が多い気がした。百貨店に到着、先ほどのお店でチェブマトリョの一番の美人を厳選して連れて帰る。鳥の木笛も可愛く、心惹かれた。
そして、百貨店探検。上の階に登るとウラジオストク・カジュアル略してウラカジのフロアーへ。
…。なんか、、ダサい…。(おい)
マネキンの悲痛の叫びが聞こえてくるようだった。
ちなみに、途中に立ち寄った銀行の子供コーナーに居たこの子が、今回の旅のベスト・オブ・チェブラーシカでした。やだこの子かわいい、連れて帰りたい。お店で見かけることはできませんでした。
◇
夕食時間が近づき、一旦ホテルへ戻る。旅行最後の夜、これから皆でロシア伝統料理を食べに行くのだ。これまたガイドさんのチョイスは高級店の部類のようで、出る食べ物がみんな美味。
↑これはチェコのビール。美味しい。
ここで登場したのが、トゥバでお土産として貰ったアラガという蒸留酒。これは中々の破壊力、一杯飲んだだけでかなーり上機嫌になってしまった(度数はそれほど高くないらしいが)。
これは危ないおっとっと、となりつつも、帰りに懲りずにビールを購入。ちょっと休んでから、ホテルのバーで打ち上げしようということになったが、不覚にもぐっすりと眠ってしまった。「あー、やっぱり」という内線で目が覚めて、慌ててバーへ向かう。
◇
バーでウォッカを煽りつつ、生演奏のBGM。窓から見える沈む夕陽が綺麗だ。生演奏が盛り上がって(ごく一部で)ダンスタイムに突入するが、今動くと更にあれだ、と止めておく。なぜか同行の方々は皆ダンスがうまい。
◇
あーだめだーちょっと休もう、と部屋に戻ったら、宴も程なくしてお開きとなったようだった。しかし、まだたんまり買い込んだビールがございます。仕切り直しで部屋飲みで〆。旅ももうお終いかー。毎日いったい幾つあるんだというくらい色々なことが山盛りで、おおよそ一日の間の出来事とは思えないくらいのボリュームだったが、気がつけば、あの恐怖の登山ももう一週間前の出来事。「まだ」と「もう」という感覚がごっちゃになって不思議な感じだ。
◇
寝る前に、今日捕獲したチェブ、マトリョーシカキーホルダー、鳥笛などの撮影会に突入。何度もトライを繰り返し、納得する結果を得てから就寝。
◇
ホテルのバイキングで朝食を摂り、その後バスでウラジオストクの名所巡りと買い物ツアー開始。まずはシベリア鉄道の始発駅、ウラジオストク駅へ。料金は乗車の際に徴収されるようで、駅構内には自由に立ち入ることができる。駅の中をぐるっと見渡し、ホームへ出る。日本のそれとは違い、大分低い造りになっていた。鉄道来ないかしらと思ったが、そう都合よくはいかないようだ。
その他、第二次世界大戦中の機関車が展示してあった。
◇
そこから隣の『海の駅』へ。フェリーの発着場所だ。去年まではここから新潟までフェリーが出ていたが、それはもう終了。その代わり、ウラジオ~韓国・東海(トンへ)~鳥取というルートのフェリーが就航しているらしい。たしかに、港に日本の国旗もはためいていた。
フェリー場の中は、時間が無くて通過するのみ。入口横のお土産屋さんのガラスのショーケースの中で、ぬいぐるみたちがぎゅうぎゅう詰めだ。
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ウラジオストク駅のホームから見上げていた陸橋を、今度は歩いて渡ってバスへ戻る。バスを停めてある広場には、小さなマーケットに囲まれてレーニン像が建っていた。
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バスの中でも、省庁など幾つかの建物を紹介してもらったが、あっという間に通り過ぎてしまい、あまり覚えていない。そのままバスは、中央広場へと向かった。見上げる程の大きな像が建てられている。大きな広場は人と鳩が闊歩するのみだったが、金曜にはお店が集まって市場が開催されるらしい。見たかったが時間が合わず。残念。
◇
次は、潜水艦博物館。第二次世界大戦中に稼動していたC-56潜水艦の中を改装して、博物館にしている。後尾から入場し、後ろ半分は当時の写真や物品の展示、前半分は潜水艦の中身をそのまま残している。鎖に吊るされた乗組員のベッドや魚雷の発射管などを見ることができる。潜水艦の花形といえば、潜望鏡。覗くと、うっすらとだが外の様子を伺うことができた。
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潜水艦博物館を後にして、そのまま海の方へと向かう。軍港らしくゴツい船が停泊している。海の水はゴミや油が浮いていて、お世辞にも綺麗とは言い難い。
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続いて、小高い丘にあるお土産屋さんへと向かう。他のお土産屋さんと比べて、同じものが良心的な価格で売っている。潜水艦博物館のお土産コーナーにあったものが、すごーく安い値段で売っていたりしていた。「どうだい?歴代大統領のマトリョーシカだよ」と売り込む店主をよそに、レジ横にあるマトリョーシカキーホルダーを掘り起こす。手作りらしく、いちいち表情が異なるので出来るだけ美人さんを探して、お土産用に購入。
◇
その後、ちょっと高級そうな街並の一角に出て昼食。ガイドさんのチョイスなので、なかなかシャレオツなところだ。デザートには久しぶりの甘いもの、アイスクリームでございます。
◇
午後は引き続き買い物、がっちり買いましょうツアー。まずは本屋で、絵本やら文房具を物色。キリル筆記体の書き取り練習帳を数冊と、ウラジオストクで人気でガイドさんとも知り合いというロシアン・ソフトロックのCDを購入。本屋を出てから、散歩がてら地下道やらその辺を歩く。
◇
続いて、お菓子やお酒などを安く買える卸のお店に連れていってもらう。お菓子とお酒というお土産の花形ふたりに挟まれている双眼鏡屋さん(ストッキングの取扱も有り)が、とてもヒマそうだった。しかし、入り用でもないので力になってあげることはできず、お菓子のみ買って帰る。カカオ99%チョコなんてもあった(2,000ルーブル=約6,000円。もちろん買わないが)。
◇
次は市場。表に並ぶお店には生活雑貨が並ぶ。一角にある建物に入ると、食料品が取り扱われていた。野菜や肉から、お菓子や蜂蜜、インスタント食品など。気になる絵の袋に入ったひまわりの種を購入すると、お店のおばあちゃんが「あら、あなた日本人?」と。そうですよ、と答えると「コンニチハ!」「オラッシャシマセ!」「アリガトー!」と知っている日本語を連呼した。ハラショー。
◇
〆は百貨店。かねてより欲しかったチェブラーシカのマトリョーシカ、行きの空港で見た時はびっくりする値段(小さいもので約4,500円)だったが、ここではその半値くらい。しかーし、それでももう手持ち額が足りなかった。さて、どうしたものかと考えているうちに時間になってしまった。ご当地百貨店がどんなだか気になるものの、とりあえず撤収。
◇
ホテルに戻ったあとはしばしの自由時間。ホテルの両替所で換金したお金を握り締めて、先ほどの百貨店を再度訪問。百貨店はホテルのすぐ近くなので、てくてく歩いていく。しかしウラジオストクは車の往来が激しく、大通りは轢かれないように気をつけねばならない。横断している歩行者を見ると、何故かスピードを上げる車が多い気がした。百貨店に到着、先ほどのお店でチェブマトリョの一番の美人を厳選して連れて帰る。鳥の木笛も可愛く、心惹かれた。
そして、百貨店探検。上の階に登るとウラジオストク・カジュアル略してウラカジのフロアーへ。
…。なんか、、ダサい…。(おい)
マネキンの悲痛の叫びが聞こえてくるようだった。
ちなみに、途中に立ち寄った銀行の子供コーナーに居たこの子が、今回の旅のベスト・オブ・チェブラーシカでした。やだこの子かわいい、連れて帰りたい。お店で見かけることはできませんでした。
◇
夕食時間が近づき、一旦ホテルへ戻る。旅行最後の夜、これから皆でロシア伝統料理を食べに行くのだ。これまたガイドさんのチョイスは高級店の部類のようで、出る食べ物がみんな美味。
↑これはチェコのビール。美味しい。
ここで登場したのが、トゥバでお土産として貰ったアラガという蒸留酒。これは中々の破壊力、一杯飲んだだけでかなーり上機嫌になってしまった(度数はそれほど高くないらしいが)。
これは危ないおっとっと、となりつつも、帰りに懲りずにビールを購入。ちょっと休んでから、ホテルのバーで打ち上げしようということになったが、不覚にもぐっすりと眠ってしまった。「あー、やっぱり」という内線で目が覚めて、慌ててバーへ向かう。
◇
バーでウォッカを煽りつつ、生演奏のBGM。窓から見える沈む夕陽が綺麗だ。生演奏が盛り上がって(ごく一部で)ダンスタイムに突入するが、今動くと更にあれだ、と止めておく。なぜか同行の方々は皆ダンスがうまい。
◇
あーだめだーちょっと休もう、と部屋に戻ったら、宴も程なくしてお開きとなったようだった。しかし、まだたんまり買い込んだビールがございます。仕切り直しで部屋飲みで〆。旅ももうお終いかー。毎日いったい幾つあるんだというくらい色々なことが山盛りで、おおよそ一日の間の出来事とは思えないくらいのボリュームだったが、気がつけば、あの恐怖の登山ももう一週間前の出来事。「まだ」と「もう」という感覚がごっちゃになって不思議な感じだ。
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寝る前に、今日捕獲したチェブ、マトリョーシカキーホルダー、鳥笛などの撮影会に突入。何度もトライを繰り返し、納得する結果を得てから就寝。
by yoshi_nora
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