連日タルバガン
11/23(木)
ブリジストン美術館へ、喉歌ユニットタルバガンのスライドトーク+ミニライブを観に行く。
「スライドトーク」ということで、演奏のほかトゥバ、モンゴルの写真を使っての解説など。
始まるまでは「演奏の方をいっぱいやるといいなあ」とも思ったりしておりましたが、
話を聞いていると、それぞれの国の位置や背景、文化などとても興味深く面白い。
その他、アルタイ山脈周辺の喉歌分布を音源を織り交ぜつつ解説、
使用楽器についてや嵯峨氏によるホーミーの基本などのお話も聞けて、
最後はまた演奏で終演。
終わったあとの会場で余韻に浸りつつ、ステージ上のイギルと馬頭琴をチラ見する。
その後、会場から出ると人だかり。サイン会をやっているじゃあありませんか。
1stアルバム持っていなかったので購入。したらばサインもいただきませう。
いただきました。
「今日のチケットの半券をお持ちいただければ、明日のライブ3,000円になります」
という誘惑。
11/24(金)
けっきょく翌日も観に来ちゃいました。
仕事もあるしなあと考えておりましたが、ミニライブ観て「もっと聴きたい!」と思いまして。
ちょうど開始のときにStar Pine's Cafe到着。
入り口近くの席につくと、新人スタッフさんが先輩から指導を受ける様子が耳に入り、
「あわてずがんばれ」と何故かお父さんの視点で暖かく見守る。
当たり前っちゃあそうなんですけど、
やはり美術館のときより更に音がよいなあ。
ステージは2部構成で、まずはタルバガン単独演奏
→後半ヴァイオリニスト太田恵資氏が加わってのトリオ演奏でした。
ヴァイオリンの他アラビックな歌を歌ったり、ディレイやらホーミーやら微弱音やら。
タルバガン共演中での、前に出るとこ出ないとこの使い分けなど
かなり興味をそそられる。単独のライブも観に行ってみたい。
これまでに自分が観てきた(といっても1年ちょっとですが)中では、
「ホーメイ」というと倍音を鳴らすことをクローズアップした演奏がやはり多かったので、
タルバガンのように歌/曲の完成度が高い演奏を聴くと、
やはりこういった根本が必要であるということと、
何よりも自分も歌いたくなる、そんなライブでございました。
という訳で、トゥバウィキ見つつ「Eki Attar」聞き取りまとめ。
伴奏をどうしよっかなあとも思いつつ。
そしてトゥバ語資料を集めだしつつあります。
ぼくの最近の興味では、中央アジア周辺の音楽ではトゥバのほかに、
キルギス音楽にも強く惹かれているのですが、
トゥバ語とキルギス語とではお互い似ていて、80%くらい話が通じると伺いまして。
ますます運命を感じます(?)。
by yoshi_nora
| 2006-11-24 23:59
| ホーメイ
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by yoshi_nora
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近況
★3月下旬のタルバガンによるワークショップは中止にしました。日を改めて開催しますので、ご興味ございましたらお問い合わせください。
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